[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[2,5,5] > 12 #2 (3D6) > 11[1,6,4] > 11 #3 (3D6) > 6[3,1,2] > 6 #4 (3D6) > 11[4,6,1] > 11 #5 (3D6) > 11[2,5,4] > 11

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] ロックスター : 教えるんすがね…

[メイン] 菊理 : 教えます

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] ロックスター : 出航だァ~~~!!!

[メイン] 菊理 : 出航です…!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 前略。君たちには、昨日の記憶がない。

[メイン] GM : 君たちは今、昨日知り合った気がする女性と、全く知らない一件屋の前に立っている。
もちろん、お互い初対面だ。

[メイン] GM : しかし、今朝起きてからスマートフォンの履歴や、ポケットに入っていたメモなどを確認すると、どうやらここで待ち合わせする約束をしていたようなのだ。

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=55 (1D100<=55) > 75 > 失敗

[メイン] ロックスター : 🌈

[メイン] 菊理 : CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗

[メイン] GM : 菊理は場末の小さなバーでお酒を飲んでいたことを思い出した。
見知らぬ女性に「自分の古い実家が面白いことになっている」という話を聞いたような気がする。

[メイン] GM : 菊理は12歳なのにバーでお酒を飲んでいた事実にSANc(3/1d5)

[メイン] 菊理 : CCB<=80 (1D100<=80) > 91 > 失敗

[メイン] 菊理 : 1d5 (1D5) > 2

[メイン] system : [ 菊理 ] SAN : 80 → 78

[メイン] 菊理 : 顔がさーっと青白くなる。
自分はなんてことをと身体をぷるぷる震わせている。

[メイン] GM : なんだか、記憶にモヤがかかっているような、すりガラスの向こうから昨日の自分を眺めているような、奇妙な感覚だ。

[メイン] GM : それを知ってかしらずか、女性は元気に話しかけてくる。

[メイン] 女性 : 「あら、変な顔して。もしかして、昨日のこと......よく覚えてないの?」

[メイン] 女性 : 「あたしはメアリ。みんな、家を見に来てくれるって喜んでたじゃない!」

[メイン] ロックスター : 「オイあんた 昨日何があったのか知ってるのか…? おれは知らないんすがね…」

[メイン] メアリ : メアリは、長い黒髪をポニーテールにした快活そうな女性だ。目の前の少し古びた一軒家を指さして、からからと笑っている。

[メイン] 菊理 : 「…この人の言う通りです。ちょっと私は思い出してくなかったけど…」
ターにメアリの言っていることが正しいと説明する。

[メイン] ロックスター : 「へ~! おれはあんたたちが誰なのかもわからないんすがね…」

[メイン] ロックスター : 「オイあんた達 ロックスターって名を知ってるのか…?」

[メイン] ロックスター : CCB<=10 自己紹介 (1D100<=10) > 49 > 失敗

[メイン] メアリ : 「…知らなかったわ」

[メイン] 菊理 : 「…知りませんでした」

[メイン] ロックスター : 「悲しいだろ」

[メイン] GM : ターは昨夜もこんなことをやったようなと、なんとなく思い出してきたかもしれない。君はこの女性となにか約束をしたはずだ。
何しろ泥酔していた。そのことを思い出す。だから、よく覚えていないのだろう。
ただ、確かなのは『君たちは、勢いで彼女の誘いにのってしまった』ということだけだ。

[メイン] ロックスター : 「今の悲しみでだんだん思い出してきたんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「…私も」
ターに同意するようにこくりと頷いて

[メイン] メアリ : 「それなら良かったわ。それじゃついて来てくれる?」

[メイン] メアリ : メアリは扉をあけ放ったまま、玄関の奥へと姿を消した。

[メイン] 菊理 : 「あ…」

[メイン] 菊理 : 「ターさん、メアリさんが行ってしまいました…どうしましょうか?」

[メイン] ロックスター : 「とりあえず追いかけるしかなさそうだと思ってんすがね…来い」
そう言って玄関へと入る

[メイン] 菊理 : 「…うん」
ターに続いて玄関の方へと足を向ける。

[メイン] GM : 君は後についていかざるを得ないことだろう。何故なら、約束が事実だということだけは覚えているのだから。

[メイン] GM : 君が玄関へ一歩踏み込んだ瞬間、
まるで、足元の床が急に抜けてしまったかのように、体が暗闇に吸い込まれた。

[メイン] 菊理 : 「…え?」
踏み外した?と思って足下を見ても、そこは真っ暗で…

[メイン] ロックスター : 「何だ!?(^^)何だ!?(^^)」

[メイン] 菊理 : そのままターさんと一緒に暗闇へと落ちて行ってしまいました。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ちら、ちら、と......
心もとない明かりが目の前で揺れた気がして、君たちは目を覚ました。

[メイン] GM : どうやら、狭い部屋のようだ。埃っぽいにおいがする。
やけに狭く感じる理由は、大量のものが雑多に積み上げられていることだ、ということもわかる。

[メイン] GM : 壁際には、レースのカーテンがかけられた窓がひとつだけある。
そして、恐らく扉があるであろう場所は大量の荷物で塞がれ、通れない。床も埃まみれで、様々なものが放置されている。

[メイン] 菊理 : 「………」
暗闇の中で小さな光が揺れた気がして、ゆっくりと目を覚まします。

[メイン] ロックスター : 「うーん…むにゃむにゃなんすがね…」
目を覚ます

[メイン] 菊理 : 「…おはようございます」
目覚めたターさんへ

[メイン] ロックスター : 「おはようなんすがね…で、ここはどこなんすかね…?」

[メイン] 菊理 : 「メアリさんのおうち…でしょうか?」
ついさっきまでの記憶を掘り起こして

[メイン] 菊理 : 「…だけど、それにしては使われていない感じですね」
床に積もった埃を見ながらそう答える。

[メイン] ロックスター : 「うーん片付けてないんすかね…?」
とりあえず床を目星するぞ来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 32 > 成功

[メイン] GM : 床に小さなボタンが転がっていることに気付いた。
床は全体的に埃まみれで汚れているというのに、ボタンが落ちていた場所だけは妙にきれいだ。

[メイン] GM : ターは真っ青な四つ穴ボタンを入手しました

[メイン] ロックスター : (なんとなく気になるから拾っておくんすがね…)

[メイン] 菊理 : 「…ボタン、ですか?」
ターの手元にある青いボタンを見ながら

[メイン] ロックスター : 「ん? 何となく拾っちゃったけど気になるならあげるんすがね…」
菊理にあげる

[メイン] 菊理 : 「…そう言うわけではないのですが…でも一応受け取っておきますね」
ターからボタンを受け取り、ぺこりとお辞儀をする。

[メイン] 菊理 : 「それにしても、薄暗い部屋ですね」
そしてカーテンの方に目を向けて

[メイン] 菊理 : 「光を取り入れるといいかもしれませんね」

[メイン] 菊理 : そう言いながらカーテンを開けに行きます。

[メイン] GM : 随分と低い位置にある窓だ。レースのカーテンは古びており、黄ばんでいる。
ふと、風もないのにカーテンが捲れる。

[メイン] ロックスター : 「うわ!ありがとうなんすがね!」

[メイン] GM : 真っ赤な何かが、窓の外を埋め尽くしている。

[メイン] 菊理 : 「…!」

[メイン] ロックスター : 「こわい」

[メイン]   : 「おそとにでちゃうの?」
まるで、鈴が鳴るような、キンキンとした笑い声が聞こえた。

[メイン] GM : SANc(0/1d3)

[メイン] 菊理 : CCB<=78 (1D100<=78) > 95 > 失敗

[メイン] ロックスター : CCB<=55 (1D100<=55) > 6 > スペシャル

[メイン] 菊理 : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ 菊理 ] SAN : 78 → 77

[メイン] ロックスター : 「メアリさんにお呼ばれしたんすがね…」

[メイン] GM : 声は、クスクスクス、と遠ざかっていった。はた、と気づけば、窓の外はまっ暗闇だった。

[メイン] 菊理 : ふと聞こえたキンキンとした鈴のような声に背筋が凍り付く。

[メイン] 菊理 : 「そ、そうです、メアリさんに呼ばれて…」
ターの言葉にはっとなって同じように答えて窓のを方を見ても

[メイン] 菊理 : 「…誰もいない…それに、真っ暗…」

[メイン] ロックスター : 「見間違いの聞き間違いだったんすかね…?」

[メイン] 菊理 : 「はい。開けた時は真っ赤…でしたよね」

[メイン] ロックスター : 「おれの髪みたいに真っ赤だったと思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : ターにこくりと頷いて
「でも今は真っ暗…」

[メイン] 菊理 : 「…ごめんなさい。軽率な行動をしてしまって」
顔色をうかがうようにターの方を見て

[メイン] ロックスター : 「? 別に大したことは起きてないから気にしてないんすがね…」

[メイン] 菊理 : 気を遣ってくれてるんだろうか?そう思いながらも
「…ありがとうございます」

[メイン] ロックスター : 「まあせっかく来たんだしもうちょいゆっくりしようと思ってんすがね…」
状況をよく理解しておらず家に入った瞬間寝たとしか思ってない

[メイン] ロックスター : 「この荷物とか何があるんすかね…?」
荷物を目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 35 > 成功

[メイン] GM : 荷物の山の向こう側、壁際に何か貼られているのが見える。
しかし、大量の段ボールに阻まれて、それが何かはわからない。
一度荷物を下ろしてしまったら、床を確認することができなくなりそうだ。

[メイン] 菊理 : 「…こんな状況でゆっくりできるんですね」
少々呆れつつ

[メイン] 菊理 : 「…何か見つかりました?」
荷物の方を見ているターの背中に声をかける。

[メイン] ロックスター : 「なんか貼られてるっぽいんすがね…」
段ボールを下して見ようとする

[メイン] GM : ターが荷物に触れようとしたその瞬間、
急に、ふわり、と、段ボールがうきあがる。

[メイン] GM : そして、
段ボールの中身、部屋中の荷物が、急に、踊りだすかのように舞う。
荷物は縦横無尽に部屋中を駆け巡り、君たちを襲った。

[メイン] ロックスター : 「何だ!?(^^)何だ!?(^^)」

[メイン] GM : <回避>またはDEX*3で避けられます

[メイン] 菊理 : 「…!?」

[メイン] 菊理 : CCB<=9*3 dex*3 (1D100<=27) > 23 > 成功

[メイン] ロックスター : 猿以下で猿みたいな動きをして回避するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 猿以下 (1D100<=90) > 7 > スペシャル

[メイン] GM : 飛んでくる荷物を君たちはすんでの所で避けることに成功します

[メイン] ロックスター : 「ウキー!!!これは当たりなさりそうだろ!!!」
猿みたいな動きで回避する

[メイン] 菊理 : 「…お猿さん?」
ターの動きを見ながら真似るように荷物を避ける。

[メイン] GM : そして荷物がもう飛んでこなくなった時、部屋の様子は随分と変化していることに気がつく。
先ほど隠れていた壁が見えるほど段ボールが崩れ、中身はこぼれ、たいへんな有様だ。

[メイン] GM : ぱっと目に入るのは、子供用と思しき勉強机、壁、そしてやはり大量の段ボール。

[メイン] ロックスター : 「”実力者”な?」

[メイン] 菊理 : 「…そうなんですか?」

[メイン] ロックスター : 「おれが実力者なのか猿以下なのか?いい子なきみならもうわかる」

[メイン] 菊理 : 「…私は悪い子みたいだからわかりません」
昨夜の飲酒を思い出しながら

[メイン] ロックスター : 「まあ悪い子でもそのうちわかると思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「…そうなんでしょうか?」
頭上に?マークを浮かべながらも曖昧にうなずいて

[メイン] ロックスター : 「そんなことより部屋の様子が模様替えされたんすがね…すんげェ~~~!!!」

[メイン] 菊理 : 「…!」

[メイン] 菊理 : 「避けるのに必死になっていましたけど、本当だ。いつの間に…」

[メイン] ロックスター : 「きっとメアリさんの家は最新技術が使われたハイテクハウスなんすがね…もっと見ていくんすがね…」
そのまま勉強机を目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 50 > 成功

[メイン] GM : 机を見ると、そこには、真っ赤なクレヨンで「Q」と書かれているのがわかる。
机自体は、古びた勉強机だ。
棚の部分に何冊か書籍がはいりっぱなしになっている。どうやら、いずれも小学校の教科書のようだ。

[メイン] 菊理 : 「最新技術にしてはずっと使われた形跡がないような…」

[メイン] ロックスター : 「積読ならぬ積家でもしてたんすかね…? おれ達もしかして掃除要員で呼ばれた…?」
そう言いながら教科書をパラパラと読んでみる

[メイン] GM : 出版年月日を見ると、10 年以上前であることがわかる。
そして、一冊の教科書の間に折りたたまれた紙が挟まれていた。
鉛筆でかかれた汚い文字だ。紙にはこう書かれてある。

[メイン] GM : ぷりんせすのまほうのじゅもん
ひがいをそらす
けがとおんなじだけ、まほうのちからをつかって、「ひがい」をそらすことができる。
でも、ちょっとだけびっくりしちゃうの。まほうって そういうものよね

[メイン] GM : その下には、見たことも無いような文字で何かが書かれているが、それを見た瞬間、あなたはなぜか、それを「なんと読めばいいか」理解する。SANc(0/1)

[メイン] ロックスター : CCB<=55 SAN (1D100<=55) > 43 > 成功

[メイン] GM : <オカルト>を振れますね

[メイン] ロックスター : CCB<=50 オカルト (1D100<=50) > 56 > 失敗

[メイン] ロックスター : 🌈

[メイン] 菊理 : 「そういえば、先に入っていったメアリさんはどこに行ったんでしょうね」

[メイン] 菊理 : 「…それは?」
教科書をめくっているターの方を見て

[メイン] ロックスター : 「魔法の呪文が書いてあるんすがね…でもよくわかんないんすがね…? 菊理さんはわかるんすかね…?」

[メイン] ロックスター : 見せてくる

[メイン] 菊理 : 「…ぷりんせすのまほうのじゅもん」
内容を音読して

[メイン] 菊理 : CCB<=77 (1D100<=77) > 27 > 成功

[メイン] 菊理 : CCB<=5 オカルト初期値 (1D100<=5) > 11 > 失敗

[メイン] 菊理 : 左右に首を振って
「ごめんなさい。私には良くわかりません」
申し訳なさそうに頭を垂れる。

[メイン] ロックスター : 「まあやっぱそうなるかー」
そう言いながら壁を目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 78 > 成功

[メイン] GM : 壁を見ると、そこにはクレヨンで描かれた落書きが何枚も飾られていた。
そして、一枚だけ、上から書き足したようなものがあることに気付く。

[メイン] GM : それは黄色い人型のなにかと、黒っぽい人型のなにかが描かれたらくがきだ。
■■■ときゅうちゃん
ふたりのおひめさまは ふ しあわせにくらしました
塗りつぶされた部分と、不自然に追加された「ふ」の文字は、真っ赤なクレヨンで書かれている。

[メイン] GM : また、この紙が貼られている場所だけ、不自然に盛り上がっているような気がする。

[メイン] ロックスター : 「おれもガキの頃はこういう落書きよくやったんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「…私も。そのたびに母様によく叱られました」
クスリと昔を思い出すように笑う。

[メイン] ロックスター : 「やっぱりみんなそうなんすかね…なんか不自然に盛り上がっているのは気になるけどそれよりも…」
段ボールを目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 24 > 成功

[メイン] GM : 段ボールの中を調べると、その中身はおもちゃばかりだ。
段ボールの中から一瞬だけ「シャララン」というかすかな音が聞こえた。
中を漁ってみると、小さなステッキが出てくる。いわゆる、魔女っ娘ものの玩具だ。
しかし、電池が劣化してベタベタだ。この状態で音が鳴るはずはないのだが......

[メイン] ロックスター : 「変身♪キュアロックスター♪…なんておれがやったら不気味か…」
そう言ってふざけながらステッキを振る

[メイン] 菊理 : 「あ…それ懐かしいですね」
ステッキを振るターを見ながら

[メイン] ロックスター : 「ん、もしかして知ってるんすかね…?」
そう言ってステッキを渡す

[メイン] 菊理 : CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 77 > 失敗

[メイン] ロックスター : 🌈

[メイン] 菊理 : ステッキを受け取って
「ずいぶん前にこのおもちゃを使うアニメを見た覚えがあるのですが…あれ?何年くらい前だったっけ…?」

[メイン] ロックスター : 「教科書が10年以上前の奴だったから10年前とかじゃないんすかね…?」

[メイン] 菊理 : 「…それなら再放送で見たのかもしれませんね。ごめんなさいアテにならなくて」

[メイン] ロックスター : 「うーん…10年前だったらおれももしかして知ってたりするかなァ…」
ステッキを眺めて思い出そうとする

[メイン] ロックスター : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 82 > 失敗

[メイン] ロックスター : 「やっぱり知らない奴みたいなんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「それならメアリさんに聞けばわかるかもしれませんね」

[メイン] ロックスター : 「それはそう」

[メイン] ロックスター : 「よしじゃあさっき気になったところを見てみるか」
盛り上がった部分を見るために紙をはがすぞォ!

[メイン] GM : らくがきをめくると、後ろには小さな、古びた壁掛け鏡が隠れていた。
鏡には、赤い文字で何か書かれている。

[メイン] GM : ふたりっきりのでんごんは、わたしとわたしだけのひみつ

[メイン] ロックスター : 「二重人格かなんかか…!? まあ子供はそう言うことよくいうらしいだろ」

[メイン] GM : 普段から化粧をするような探索者(外勤の女性や舞台・ファッション関係者など)、または 40 代後半よりも年上の探索者の場合→アイデア+10
普段から化粧をすることはない、関わることのない探索者の場合→アイデア-10

[メイン] 菊理 : 「空想上の友達ってやつでしょうか…」

[メイン] ロックスター : 「せっかくだしヘアスタイルのチェックをしておくんすがね…実力者の一歩は身だしなみからなんすがね…」
トゲトゲヘアスタイルを維持するために結構気にしている設定にするぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=65 (1D100<=65) > 85 > 失敗

[メイン] 菊理 : CCB<=75+10 アイデア (1D100<=85) > 51 > 成功

[メイン] GM : 文字が真っ赤な口紅で書かれている、ということに気付いた。
しかし、古臭い色合いで、質感も固そうだ。最近では流行らないものだろう。

[メイン] ロックスター : 「むほほw 今日も決まっているんすがねw」
ヘアスタイルに夢中で気づいてないようだ

[メイン] 菊理 : 「…これ、口紅で書いてありますね」
ターの自画自賛をスルーしながらつぶやく。

[メイン] 菊理 : 「でも…最近のものではないみたいです」

[メイン] ロックスター : 「へ~!」
(むほほw口紅を舐めたらメアリさんと間接キスできそうなんすがねwでも流石にキモがられそうだしやめておくんすがねw)
邪念を起こしながら返事をする

[メイン] 菊理 : 「うん。今の流行りは…」
自分が使っているものやCMで流れている化粧品の説明をしていると…

[メイン] GM : <オカルト>または<アイデア>のうち高い方を-20で振って下さい

[メイン] 菊理 : CCB<=75-20 アイデア (1D100<=55) > 90 > 失敗

[メイン] ロックスター : CCB<=55-20 (1D100<=35) > 76 > 失敗

[メイン] GM : 君は気付く。部屋の真ん中にある心もとない光が、チカチカと点滅しはじめる。

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 66 > 失敗

[メイン] 菊理 : CCB<=75 アイデア (1D100<=75) > 97 > 致命的失敗

[メイン] ロックスター : 🌈🌈

[メイン] GM : 菊理は気づく、あれは、水銀灯のランプだ。
今はもう使われていない、小さな光がチカチカと揺れる。

[メイン] GM : そして部屋中の荷物が飛び交う。先ほどよりも、ずうっと激しく。

[メイン]   : 「いらっしゃい。ようこそ。ずっとまっていたのよ」

[メイン]   : 「めありはわたしをわすれちゃった。わたしはわたしをわすれちゃった......」
鈴の鳴るような声がして、部屋中の荷物が君たちを襲う。

[メイン] GM : <回避>または<DEX*3>を振れますね

[メイン] ロックスター : CCB<=90 猿以下でかわすぞ 来い (1D100<=90) > 78 > 成功

[メイン] 菊理 : ファンブルしたので受けます

[メイン] GM : では菊理は1+1d2 のダメージ

[メイン] 菊理 : 1+1d2 (1+1D2) > 1+2[2] > 3

[メイン] system : [ 菊理 ] HP : 10 → 7

[メイン] 菊理 : また避けようとターの動きを真似ようとしたが今度は上手くできずに…
そうしていると荷物が身体にぶつかる。

[メイン] 菊理 : 「いっ、いた…!?」

[メイン] ロックスター : 「! 大丈夫なんすかね…?」
よけながら気遣う

[メイン] 菊理 : 「…お気遣いありがとうございます」
身体を庇うようにその場に座り込む。

[メイン]   : 「よかった。よかった。やっぱり、わすれても、わすれないひとがいるんだ」
鈴の鳴るような声がして、嵐はまた、突然収まった。

[メイン] GM : 部屋の様子が、変わっている。

[メイン] ロックスター : 「おーおー!!!これは手荒すぎる歓迎だろ!!!菊理さんにぶつかったんだから謝った方がいいと思ってんすがね…」

[メイン] GM : ターの言葉に反応するものはいない。

[メイン] 菊理 : 「あはは…これくらいなら手当てできるから」
元気なさげに笑いながら

[メイン] 菊理 : CCB<=70 応急手当 (1D100<=70) > 32 > 成功

[メイン] 菊理 : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] system : [ 菊理 ] HP : 7 → 10

[メイン] 菊理 : 「はい。もう平気です」
大丈夫だとターにアピールする。

[メイン] ロックスター : 「それならよかったんすがね…」

[メイン] GM : 手当をすると、それぞれの傷口の位置に気付く。
首、額。どちらも、当たり所が悪ければ致命傷になっていたことがわかるだろう。

[メイン] 菊理 : 傷の箇所を見せないようにしながら
「…でも、結構いたかったので当たらないようにした方がいいですね」

[メイン] ロックスター : 「それはそう」

[メイン] GM : 変化した部屋中のあらゆる場所に、真っ赤なクレヨンで「Q」という文字が書かれている。SANc(0/1)

[メイン] 菊理 : CCB<=77 (1D100<=77) > 30 > 成功

[メイン] ロックスター : CCB<=55 (1D100<=55) > 61 > 失敗

[メイン] system : [ ロックスター ] SAN : 55 → 54

[メイン] GM : 部屋はクレヨンの汚れだらけだが、小さな戸棚と大きな本棚が見えるようになった。
それ以外にも、たくさんの荷物が散らばっているようだ。

[メイン] ロックスター : 「落書きにしてももうちょっとちゃんと綺麗にした方がいいと思ってんすがね…」
戸棚を目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 86 > 成功

[メイン] GM : 戸棚には、大量の人形が飾られている。精巧なドールから、かわいらしいぬいぐるみまで、さまざまだ。
人形たちを見てなんとなく違和感を覚えるが、その正体がわからない。人形に触って詳しく確認してみたら、わかるかもしれない。

[メイン] 菊理 : すっくと立ち上がり、服についた埃を払いながらターの方へ

[メイン] 菊理 : 「また部屋が変化したようですね」

[メイン] ロックスター : 「みたいなんすがね…ほら人形が置いてあった」
そう言いながら人形を触って確認する

[メイン] GM : まるで吸い込まれるかのように、ひとつのぬいぐるみに手を伸ばした。
黄色の毛糸で作られた髪の毛と、ボロボロになったピンクのフェルトの、小さなお姫様のお人形だ。

[メイン] GM : そして、気づく。
ボタンで作られた片眼がない。

[メイン] GM : 突如、まるで心がその人形に吸い込まれるような、異常な感覚を覚える。
そしてあなたは一瞬だけ、奇妙な光景を見た。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 小さな子供が、泣きじゃくりながら『何か』と会話している。

[メイン]   : 「あのね、めあり。だめだって、おこられちゃった」
「きんいろじゃないとだめなんだって」
「ぎんいろじゃ、だめなんだって」

[メイン]   : 「そんなことないわ。だって、めありはおひめさまだもん」
「わたしがまほうつかいで、めありはおひめさまよ!」

[メイン]   : 「......わたしが、まほうつかいがいい」
「まほうつかいなら、きんいろがもらえるかもしれない」

[メイン]   : 「じゃあ、ふたりとも、まほうつかいで、おひめさまになろう!」

[メイン]   : 「............うん。■■■■■」

[メイン]   : 「どういたしまして!」

[メイン]   : ダメ。これは私の夢。
本当は、伝えられなかった、■■■■■って。
だって......

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 気づけば、あなたは元の場所に立っていた。しかし、まるで熱でも出した時のような、うすら寒い異常な感覚がする。SANc(0/1)

[メイン] ロックスター : CCB<=54 SAN (1D100<=54) > 52 > 成功

[メイン] 菊理 : 「…大丈夫ですか?」
ターの顔を覗き込みながら声をかける。

[メイン] ロックスター : 「なんか変な夢を見たんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「…白昼夢ってやつでしょうか。今が昼なのか夜なのかはわかりませんが…」

[メイン] ロックスター : 「窓が真っ暗だったから夜だと思ってんすがね…あとこの人形ボタンが無くなってたから多分あの部屋で拾ったボタンをつけれそうだと思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「これですか?」
先ほどターから渡されたボタンを取り出す。

[メイン] ロックスター : 「それだと思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : ターの手に持つ人形を見ながら
「たしかに同じボタンのように見えますが…」

[メイン] 菊理 : 「でも、縫い付けるにしても道具がありませんね」

[メイン] ロックスター : 「うーん…部屋にあったりしないんすかね…」
と言う感じで本棚を目星するぞ
来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ロックスター : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 93 > 失敗

[メイン] ロックスター : 🌈

[メイン] 菊理 : 「私も探してみますね」
ターと同じ方向を見ながら

[メイン] 菊理 : CCB<=80 信用がない目星 (1D100<=80) > 71 > 成功

[メイン] GM : 本棚には小難しい書籍がたくさん並んでいる。経済学や天文学、統計学、数学理論など、子供部屋にふさわしいとは思えない内容のものも多い。
菊理は2冊の本を見つける。

[メイン] 菊理 : 「難しい本ばかりですね…縫い針や糸はないようですが…おや?」

[メイン] 菊理 : 児童心理学の本と、世界の怪奇現象の本が目に入り、それを取り出す。

[メイン] 菊理 : 「ターさん、これ」

[メイン] ロックスター : 「ん、なんか見つけたんすかね…?」

[メイン] 菊理 : 「はい。多分片方は先ほど話した空想上の友達に関する本と、もう一冊は…今この部屋で起きている怪奇現象について書いてありそうです」

[メイン] ロックスター : 「へ~! 裁縫道具無さそうだし読んでみるんすがね…」
読む

[メイン] 菊理 : 自分も片方の本に目を通す。

[メイン] GM : 児童心理学の本
ふせんのつけられたページがある。中には、このように書かれていた。
児童に対する臨床心理の現場において、幼少期、自分にしか見えない空想上の友達の存在が確認される場合がある。
この存在は俗称として「イマジナリーフレンド」と呼ばれ、古くは「子供は幽霊が見える」「おばけがみえる」などの民間伝承の原因となったケースが存在した。
但し、これは各種精神疾患等とは異なり、児童の自己同一性や自意識の発達において正常な現象である。

[メイン] GM : 世界の怪奇現象
「ポルターガイスト」と書かれた項に、しおりが挟まれていることがわかる。
ページを開くと、文章の一部が真っ赤なクレヨンで塗りつぶされている。
ポルターガイストは、■■の霊が引き起こす現象と考えられており、通常子供が居る家にのみ現れる。これを祓うためには、「■■」の気持ち、つまり「■■■■■」の言葉を伝えることが有効であり、また、■得や、自らが何者であるかを説く行動、霊を■■ませる、などの行動も有効である。
これは、ポルターガイストが■■期の寂しさや恐怖により引き起こされる現象である、と考えられるためだ。
また、現在子供のいない家にも現れるものは「クイックシルバー」と呼ばれることがある。水銀を意味するこのポルターガイストの出現には、かつて子供のいた家、強い記憶の焼き付いた場所、古い家など、複数の条件があると考えられているが、放っておけば自然に消えてしまう。

[メイン] 菊理 : 自分が読んだ本の内容をターさんと共有します。

[メイン] ロックスター : 「へ~!」
ふむふむと読んでる

[メイン] GM : その時、突如、鳥肌が立つような嫌な感覚に襲われる。

[メイン] GM : 目の前で、大量の本がぶわっと浮き上がる。
壁際で段ボールがゆらゆら、ガタガタと揺れ始めたのがわかる。
それは、君めがけて襲い掛かった。

[メイン]   : 「だめ、だめ」

[メイン]   : 「いいえ、いいの、いいのよ」

[メイン] ロックスター : 「よくないんすがね…」

[メイン]   : 「わたしは ここに いるのだから」

[メイン] ロックスター : 「おれたちもここにいるんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「そうも言っていられないみたいですね…」

[メイン] GM : <回避>または<DEX*3>を振れますね

[メイン] ロックスター : CCB<=50 (1D100<=50) > 15 > 成功

[メイン] 菊理 : CCB<=9*3 dex*3 (1D100<=27) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 菊理 : 先ほどの傷痕を思い出し、当たるわけにはいかないと強い意志で避ける。

[メイン] ロックスター : 「おーおー!!!いい加減やめて欲しいだろ!!!」
かわしながら叫ぶ

[メイン] GM : 躱しているうちに荷物は飛んでこなくなり、また部屋の様子が変化する。
先ほど読んでいた本以外、すべてグチャグチャに折り重なっている。
しかし、本の山の一番上に、通常の書籍ではないものが混ざっていることに気付く。

[メイン] ロックスター : 「なんだこれ…?」
とって読むぞ
来い

[メイン] 菊理 : 「…?」
後ろから覗き込むようにターが持つ本に視線を向ける。

[メイン] GM : どうやら女性の日記のようだ。何ページにもわたって日常の様子が事細かに書かれている。
女性は様々なコンテストや資格の取得に挑戦しており、非常に器用で多趣味であることがわかる。
その最後のページにはた、と目がとまった。
日付は、昨日になっている。

[メイン] GM : また銀賞だった。私はいつもこう。
一生、一位になんてなれないまま過ごしていくんだろう。

行きつけのバーでマスターに泣きついていたら、珍しくカウンターに私以外のお客さんが座っている。
だいぶ前、実家にあった古いお酒が贈られてきて、バーに預けていたのを思い出した。それをみんなに奢ってあげたら、よくわからないけど随分価値のあるものだったらしくて、みんな喜んでくれたし、楽しく過ごすことができた。
それで、その人たちと話してたら、急に気づいたんだ。
来週、古い実家の取り壊しがある。私、あそこになにか忘れ物をした気がする。
もう数年誰も住んでなくて、それなのに物音がするらしく、近所では幽霊屋敷なんて評判で......片づけにいかなきゃいけなかったはずだ。

なんで忘れてたんだろう? 壊される前に、見つけなきゃ。何か伝えなきゃいけない言葉があったはずなのに。
どうしていいかわからなくなって、バーで会った人たちに声をかけたら、快く片づけを手伝ってくれるって言った。
ホントかどうかわかんないけど、明日、家の前で待ってみようと思う。住所を渡して、帰ってきた。

5 文字の言葉だ。
なにか伝えなきゃいけなかった。大事な言葉。誰に?何を?

[メイン] GM : 筆跡は最後に行くにつれ徐々に荒れており、そこで終わっていた。

[メイン] GM : この内容を読んで、君は思い出す。
自分は昨日、ふらりと入り込んだバーで妙に甘い酒を飲んで、酔っぱらった。
そして『青桐メアリ』と名乗る女性と共に現在ここにいるメンバーと知り合った。甘い酒はメアリのキープボトルで、彼女が奢ってくれたのだ。
その時、自己紹介も交わしたはずだ。しかし、なぜだか朝は覚えていなかった。

[メイン] ロックスター : 「考察当たった🌈やっぱりおれ達片づけ頼まれてたんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「そ、そうですね…」
目を泳がせながら

[メイン] 菊理 : 飲酒の事実を克明に思い出してしまい小さく震えていた。

[メイン] ロックスター : 「こんだけ散らかっていると片付けするよって言ったの後悔して震えるのは分かるんすがね…」
よくわかってない慰め方をする

[メイン] GM : そう言いながらターが周囲を見ると、先ほどは荷物の陰になっていただろうあたりに、妙な色をした段ボールが見える。
その段ボールだけ真っ黒だ。
「だ い じ な も の」... と、赤い文字で書かれているのが分かる。

[メイン] 菊理 : 「そ、そうですが、それだけじゃないというか…ごにょごにょ…」

[メイン] ロックスター : 「? よくわかんないけど酒の席での失敗なんて忘れていいと思ってんすがね…それより…」
大事なものと書かれた段ボールを取り出す

[メイン] GM : 中には、大量の銀色のメダルや、盾が、ぐちゃぐちゃに入っている。
その中に、一枚古びた紙がまぎれているのを見つけた。
紙にはこう書かれていた。

[メイン] GM : ぷりんせすのまほう おともだちのじゅもん
とくべつなことばと、はちみつのあまいジュースで、みんなをおともだちにしよう

でも、めありにはきかなかったわ
あのこ、わたしのこと、わすれちゃった

いちばんだいじなものができたからだ
それにわたし めをなくした はんぶんしかみえない
かわいくなくなっちゃった だからきらわれちゃったんだ

ひとは どんなにだいじなものがあっても
あたらしく いちばんだいじなものができたら にばんめのことはわすれてしまう
おふるになって いらなくなっちゃう
にばんめのわたしは きっともう めありとさよなら
いや ぜったいにいや わすれないで、めあり
なんでもしてあげる あなたののぞむこと
さみしくても くるしくても ずっといっしょにいてあげる

だから また「ありがとう」って わたしにわらって

[メイン] 菊理 : 「…そ、そうですね」
そのままターが読んでいる紙を自分も読んでみる。

[メイン] 菊理 : 「これは…メアリさんのもの…とは違うみたいですね」

[メイン] ロックスター : 「みたいなんすがね…二人いた!?」

[メイン] 菊理 : 「イマジナリーフレンド…でしょうか?」
先ほど読んだ本の内容を思い出しながら

[メイン] ロックスター : 「そう言えばこの人形も片目がないんすがね…」
ボタンが未だつけられてない人形を思い出す

[メイン] GM : ガタガタと、天井の水銀灯が揺れる。
そして、ラックの中から、うねるように銀色の何かが、ゆっくりと形作られていく。

[メイン] ??? : それは、片目のない少女だ。右側にだけ、青いボタンが縫い付けられている。

[メイン] ??? : クイックシルバー。
長い髪をした、銀色の少女が、
にばんめの少女が、君たちをじっと睨みつけた。

[メイン] ??? : 「おともだちになりましょう」

[メイン] ??? : 「めありはもうもどってきてくれないもん!」

[メイン] ??? : 「ねえ、あなたが、めありのかわりになって」

[メイン] ??? : 「ずうっとここでわたしとあそんで」

[メイン] ??? : 「さよならなんてしたくないの」

[メイン] ??? : 水銀の少女は、君たちに異形の腕を伸ばした。SANc(1/1d5)

[メイン] ロックスター : CCB<=54 (1D100<=54) > 90 > 失敗

[メイン] ロックスター : 1d5 (1D5) > 4

[メイン] system : [ ロックスター ] SAN : 54 → 50

[メイン] 菊理 : CCB<=77 (1D100<=77) > 28 > 成功

[メイン] system : [ 菊理 ] SAN : 77 → 76

[メイン] 菊理 : 一瞬だけぎょっとなるも、すぐにその異形の腕から遠ざかる。

[メイン] 菊理 : 「な、何を…?というかあなたは一体…!?」

[メイン] ロックスター : 「いきなり出てきたから思わずびっくりしちゃったんすがね…あんたがさっきから聞こえてた声なんすかね…?」

[メイン] ??? : 「そうよ!わたしにきづいてほしくて だからずっと こえをかけたり まほうをつかったりしてたの!」

[メイン] 菊理 : 「……!」

[メイン] ロックスター : 「なるほど…クイックシルバーちゃんは本当は仲良くしたかっただけなんだよね」

[メイン] ??? : 「ええ!あなたはおともだちになってくれるの?」

[メイン] ロックスター : 「むほほwこんな熱烈アプローチされたら引き受けたいんすがねwでもその前に菊理さんにごめんなさいした方がいいと思ってんすがね…」

[メイン] ??? : 「どうして?おともだちなら なんでもわらってゆるすものでしょ?」

[メイン] ロックスター : 「それは謝ってからの話だと思ってんすがね…少なくともおれはそんな悪い子とはお友達になれないんすがね…」

[メイン] ??? : 「どうして? どうしてそんなひどいことをいうの?」

[メイン] ロックスター : 「お友達になりたい人にケガさせたら謝れるいい子と謝らない悪い子どっちとお友達になりたいかな? かしこいきみならもうわかる」

[メイン] 菊理 : 「ターさん…」

[メイン] ??? : 「どうして? どうして?」
周囲にふわふわと荷物が浮き始める。

[メイン] ロックスター : 「お友達になりたい子が間違った道を歩みそうだったらどうするかな? かしこいきみならもうわかる」

[メイン] 菊理 : 「…ターさん、多分この子はポルターガイストだから…」
コソコソと耳打ちする。

[メイン] 菊理 : 「だから、本当は友達になってあげるんじゃなくて…」
本の内容を思い出すように

[メイン] 菊理 : 「私は大丈夫だから、それよりも、この子を解放してあげることが大事だと思うんです」

[メイン] ロックスター : 「あー…そっちの方がよさそうかァ…」
(解放せずにここで一生仲良くするのも悪くないと思ったんすが…無理そうだし諦めるんすがね…)

[メイン] ロックスター : 「おいあんた ロックスターって名前を知ってるだろ…?」
自らが何者であるかを説く行動、などの行動も有効である。との一節を思い出し

[メイン] ロックスター : CCB<=10 自己紹介 (1D100<=10) > 58 > 失敗

[メイン] ??? : 「しらない」
身体全体を左右に振って

[メイン] ロックスター : 「それじゃあ”実力者”ロックスター様のすごさをたっぷり教えてあげるんすがね…」
自分の武勇伝などを誇張を交えて教える

[メイン] ??? : 興味深げに聞いている。

[メイン] 菊理 : 「ターさんって思っていたより苦労してるんですね…ってそうじゃないですよ!?」
思わず声を張り上げてしまった。

[メイン] ロックスター : 「え? そりゃあちょっと見栄を張って大げさに言っている所はあるけどそんなに嘘はついてないと思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「あの本の内容って、ターさんが何者かじゃなくて、あの子が何者かを伝えるって意味だと思うんですけど!」

[メイン] ロックスター : 「ああそういうことか…菊理さんは賢いんすがね…」

[メイン] ロックスター : 「それじゃあロックスター様についてはたっぷり教えたからおれもクイックシルバーちゃんのことを知りたいんすがね…教えてくれるかな?」

[メイン] ??? : 「わたしは めありの はじめてのともだち」

[メイン] ??? : 「だけど めありは もう そうはおもってない」

[メイン] ??? : 「わたしを ここにのこして ずっとかえってこないんだもの」

[メイン] ??? : 「だから わたしは…」

[メイン] ロックスター : 「なるほど…寂しかったんすがね…」

[メイン] ロックスター : 「でもメアリさん、今日ここに来たはずなんすがね…?」

[メイン] 菊理 : 「そうです!私たちはメアリさんと一緒に来たんですよ」

[メイン] ??? : 「ほんとう?」

[メイン] ??? : 「それなら めありはどこなの?」

[メイン] ロックスター : 「そこはおれ達もよくわかんないんすがね…でも多分来てはいると思ってんすがね…」

[メイン] ロックスター : 「ほらこんな日記もあったし」
そう言ってメアリのものらしき日記をクイックシルバーに渡す

[メイン] ??? : 「よめない よんで」

[メイン] ロックスター : 「わかったんすがね…」

[メイン] ロックスター : 「ぐほほ小宮果穂にゃまの…あっこれは違った。こっちだ」
間違って朗読シャンの原稿を読みそうになりながらも日記を朗読する

[メイン] 菊理 : 一瞬だけジト目で見てしまった。

[メイン] ??? : 「………」
ターの朗読をしっかり聞き入っている。

[メイン] 菊理 : 「今ターさんが読んだのはメアリさんの日記で、彼女はあなたに会いに私たちとここに来たんだと思います」

[メイン] 菊理 : 「そして最後の伝えたい言葉も、あなたに…」
そう言ってターの方に目を向ける。

[メイン] ??? : 「めありは…わたしに なにを つたえたかったの?」

[メイン] ロックスター : 「うーん…この場に本人がいないから推測しかできないんすが…多分…”ありがとう”なの濃厚だと思ってんすがね…」

[メイン] ??? : 「…ありがとう」
ターの、メアリの言葉を噛みしめるように反芻して

[メイン] 菊理 : 「それと、これを…」
青いボタンを差し出す。

[メイン] ??? : 「……!」

[メイン] ロックスター : 「そうだ忘れるところだったんすがね…多分それがあんたの目だと思ってんすがね…埃だらけの床でこれだけは綺麗だったから多分大事に保管してたの濃厚だと思ってんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「はい。私もそう思います」
こくりとうなずいてターに同意する。

[メイン] GM : 君たちが忘れられた言葉を伝え、
青いボタンを人形の顔にあてがうと、
針も糸もないのに、ボタンはぴたりとそこに収まった。

[メイン] ??? : 「ありがとう」

[メイン] ??? : 「メアリ。あいしてる」

[メイン] ??? : 人形から、大人の女性の声が響く。
水銀の少女の髪が、まるで銀が酸化していくかのように、黒く染まっていく。

[メイン] ??? : 「私はずっと一番になれなかったけど、もうすぐ大事な人の一番になるのよ」

[メイン] ??? : 「でもね、大丈夫。それでも私は、あなたは、ずっと私の一番のまま」

[メイン] ??? : 「本当は伝えられないってわかってた。だってあなたは、私だから」

[メイン] ??? : 「私とあなたは、違うけど、それでも同じ存在だから」

[メイン] ??? : 「今なら言える。ありがとう。そして、『さようなら』」

[メイン] GM : 天井につるされていた水銀灯が、激しい光を放つ。
あなたたちの目の前は青白い光で染まり......

[メイン] ロックスター : 「これは…」

[メイン] 菊理 : 「…!?」
これ、ここに来た時と似てるような…?

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 気付けば、あなたたちは、古びた家の廊下にぬいぐるみを抱えて立っていた。

[メイン] ぬいぐるみ : 黄色の毛糸で作られた髪の毛と、ボロボロになったピンクのフェルトの、小さなお姫様のお人形だ。
両眼には、ぴったりと青いボタンが縫い付けられている。

[メイン] ロックスター : 「なるほど…あんたがクイックシルバーちゃんだったんすがね…」
ぬいぐるみを見て納得したような顔になる

[メイン] 菊理 : 「付喪神…みたいなものだったんでしょうか?」
今もまだ信じられないものを見たような顔でぬいぐるみを見ていた。

[メイン] メアリ : そして、台所と思しき地続きの部屋から、メアリが顔を出した。
自分だけはちゃっかり三角巾にマスク、手袋をつけて、完全防備だ。

[メイン] メアリ : 「あーごめん! あなたたちにも、三角巾とか貸さなきゃね。ちょっとまって!」

[メイン] ロックスター : 「わかったんすがね…」

[メイン] 菊理 : 「お掃除の手伝いでしたね。お願いします」

[メイン] メアリ : 君たちの言葉にニコリと微笑むと、メアリは手袋を外す。

[メイン] メアリ : そして、君たちはふと気づく。メアリの左手の薬指に、銀色の指輪がはまっていることに。

[メイン] 菊理 : その指輪を見て
あの子が言っていた一番じゃなくなったって…このことだったのかなと思った。

[メイン] ロックスター : (もうすぐ大事な人の一番になるのよって”そういうこと”だったんすがね…)

[メイン] 菊理 : くいくいとターの袖を引っぱる。

[メイン] ロックスター : 「ん?」
どうしたのかと尋ねるように菊理を見る

[メイン] 菊理 : 「…ぬいぐるみ、メアリさんに渡した方がいいんじゃないかなって思って…」

[メイン] ロックスター : 「ああそうだった、メアリさんこのぬいぐるみ玄関で見つけたんすが…あんたのものなんすかね?」
メアリにぬいぐるみを見せる

[メイン] メアリ : 「…え?」

[メイン] メアリ : ぬいぐるみを見たメアリは、目を見張って、そのあと大きな声で笑いだした。

[メイン] メアリ : 「うーっわ、懐かしい! これ、どこにあったの? もしかして、子供部屋?」

[メイン] ロックスター : 「いやなんか玄関に入ったら…いつの間にか置いてあったというか…」

[メイン] メアリ : 「そうなんだ!?不思議なこともあるんだね~」

[メイン] メアリ : 「あたしさ、ちっちゃい時、ずっとこの子のこと、本当の友達だと思ってたんだよねえ」

[メイン] ロックスター : 「そう言うことってよくあることらしいんすがね…やっぱりそうだったんすがね…」

[メイン] メアリ : 「うん…あっ…!」

[メイン] メアリ : 「......そうだ。そっか、あたしが忘れてたの......この子のことだ」

[メイン] ロックスター : 「ああもしかして今回おれ達呼んだのってこのぬいぐるみを探すためもあったとか?」

[メイン] メアリ : 「あはは。今の今まで忘れてたけどね~」

[メイン] メアリ : 「うん。でも、きっとそうなんだよ」

[メイン] メアリ : 「………」

[メイン] メアリ : 「そのぬいぐるみ、貰ってもいい? 綺麗に直して、一緒に連れて行くわ」

[メイン] メアリ : 「あたし、今度籍いれて、北のほうに引っ越しちゃうからさ......って、昨日も話したっけ?」

[メイン] ロックスター : 「もちろん渡すんすがね…それとそのことについては…確か…話してたような気がすると思ってんすがね…」
ぬいぐるみを渡す

[メイン] 菊理 : 「その子、メアリさんの大切なものなんですよね?だったら連れて行った方がその子も喜びますしね」
ニコリと微笑んで

[メイン] メアリ : 「2人もありがと~!」

[メイン] メアリ : 黒い髪のメアリは、金色の髪のメアリを抱きしめ、にっこりと笑った。

[メイン] ロックスター : 「このぬいぐるみもこうやって出てきた以上はあんたの事友達だと思ってそうだから大事にしてあげたらきっと喜ぶと思ってんすがね…」

[メイン] メアリ : ターにこくりと頷いて

[メイン] メアリ : 「この町で最後に会えたのがあなたたちでよかった。素敵なお人好しさんたち」

[メイン] メアリ : 「いつか夫にも、この子にも、ちゃんと紹介させてね」

[メイン] メアリ : 「それじゃ本当に『ありがとう』!」

[メイン] ロックスター : 「どういたしましてなんすがね…」
照れたような顔で返事をする

[メイン] 菊理 : 「はい。その時を楽しみにしていますね」

[メイン] GM : ふと窓の外に見えた、少し冷え込み始めた空はまるで
水銀灯に照らされたように濁り、曇っているが......
一筋、光が差し込むのが、確かに見えた。

[メイン] GM : 黄金よりも美しい、銀色のかがやきが。

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ロックスター : それからしばらくたった後

[メイン] ロックスター : ロックスターは自室で酒を飲みながらテレビを見ていた

[メイン] ロックスター : (うーむ…綺麗な二人と知り合えて春が来たと思ったらメアリさんは人妻だったし菊理さんはまさかの12歳で流石に手を出すわけにはいかないしで春は来なかったんすがね…)

[メイン] ロックスター : (いっそあそこで菊理さんの制止を振り切ってクイックシルバーちゃんとずっと閉じこもって仲良くなってもよかったような気がするんすがね…)

[メイン] ロックスター : そんなことを思いながらだらだらとテレビを見ているととある番組が映る

[メイン] ロックスター : 『新婚さんいらっしゃい』
そこに出ていたのはメアリさんと結婚相手らしき人だった

[メイン] ロックスター : 「へ~!メアリさんこれに出るのかあ」

[メイン] ロックスター : 「あっあの人形も持ってきたんだなァ…」
幸せいっぱいそうに新婚生活を語るメアリさんのそばにはあの人形もあり…その表情もまたどこか幸せそうだった

[メイン] ロックスター : 「まあメアリさんとクイックシルバーちゃんには春が来たようだしよしとするんすがね……」

[メイン] ロックスター : そう独り言を言うとロックスターもまた気分よさげに酒をグビっと飲み干し休日を満喫するのであった…

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ロックスター :  

[メイン] ロックスター :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「水銀灯の遺言の遺言」

[メイン] GM : おわり

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] ロックスター : 宴だァ~~~!!!

[メイン] 菊理 : 宴です!